説明

【ルチルとマイカ。２種のインクルージョンが織りなす魅力のマイカインルチルクォーツ】

澄み切ったクォーツとブロンズ色のルチルが力強い魅力。ルース全面に根を張るように鋭く輝くルチル針に目がいってしまいがちですが、それだけではありません。ルチルの下からほんのりキラキラと輝くマイカ（雲母）が見え隠れしている様もとても素敵なルースなのです。直線的で太く構築的なラインを描くルチルの下で、細かくきらめくマイカの粒子が繊細な表情を演出します。全く違う魅力の２つのインクルージョンが織りなす美。これがインクォーツの真骨頂なのです。

趣が全く異なる２種類のインクルージョンが織りなす魅力もさることながら、磨きの素晴らしさもこの石の美しさを際立たせます。つやつやと艶めくカボションは濡れたような輝き。クォーツとは本来濡れたような光沢を持つ石なのです。ここまで磨き上げるには原石の質の良さというよりも、根性と時間が必要。簡単なようですが、価格とのバランスを考えると実現するのが難しいのです。

このページでご紹介しているマイカインルチルクォーツは、カットも磨きも完璧なティアドロップシェイプ。なだらかなカーブを描くカボションのドームは柔らかい曲線を描き、レンズのようにクリア。磨きが良いのでとても美しく澄み渡り、たくさん入っているインクルージョンをさらに美しく見せてくれます。

マイカの繊細な輝きも特筆すべきところ。ギラギラとしておらず、角度を変えるたびに星の瞬きのように優しくチラチラと光を振りまきます。ルチルのシャープで金属的な光沢とは全く違う雰囲気ですが、一つの石の中に全く異なるテイストのインクルージョンが共生しているのは、自然が生み出す鉱物ならではの魅力です。

マイカインルチルクォーツの輝きは、動きのある指先を飾るジュエリーにするととても映えそうです。大粒ですが、縦づかいで人によっては中指にぴったり収まる大きさです。大粒リングに慣れない方は、ペンダントトップやバングルなどにはもちろん、ルースのまま眺めるのも素敵ですよ。

重さ：11.35ct
サイズ
縦：約15.3mm
横：約11.4mm
高さ：約8.3mm

↓ご購入前に必ずお読みください。↓
・お客様がお使いのディスプレイによって色や質感が実物と違って見える場合があります。
・イメージ違いによる返品・交換には応じません。
・天然石の特性上、内包物やひび割れが目立つ場合がありますが、天然であるが故の風合いとしてお楽しみください。
・強い衝撃を加えると割れたり欠けたりすることがあります。
・経年変化で石の色や風合いが変わることがあります。

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