【真紅のルビーとブラックゾイサイトがクール】ルビーインゾイサイト 9.6ct
説明
【真っ赤なルビーレッドと鮮やかな白の対比が見事なキリッと麗しいルース】
ルビーインゾイサイトといえば、真っ赤なルビーに緑色のゾイサイトの組み合わせが一般的。でも、中には少数ですが、違う色の組み合わせが存在します。シリカと思われる白い母岩を内包しているタイプもそのひとつ。この、ルビーレットとマットホワイトの組み合わせがことのほか美しく、見つけるのは難しいと分かっていながらも、ついつい探してしまいます。
そもそもゾイサイトとは、12月の誕生石にもなっているタンザナイトと、鉱物学的には同じ石です。現在では、グリーンに発色するゾイサイトより、ブルーのタンザナイトの方が知名度が高い傾向があります。けれども、もとはタンザニアで、不透明なルビーとグリーンを合わせもつゾイサイトが最初に発見、産出されるようになり、その色のコントラストの美しさから人気を博したという歴史があります。今でも色の美しさからコレクターに人気です。ところが、ルビーとゾイサイトの混合石なので、硬度の違いが大きいため研磨がなかなかに厄介。美しい形のルースに出会うのは困難を極めます。
ルビーインゾイサイトは、カボションカットを多く見かけます。グリーンとルビーレッドが丸いルースになっているのはほっこりしていて可愛らしいですね。鋭角の角度をつけるファセッとカットは、研磨技術的にやっかいなので、自然とカボションが多く流通することになります。でも、それをあえてやっている研磨士さんがタイにはいらっしゃるのです。さすが色石の集積地。どちらかというと素朴な可愛らしさを持つ石なのですが、ピシリとシャープなエメラルドカットだと、途端にクールで洗練された雰囲気を身にまとい始めます。
このページでご紹介しているルースは、ゾイサイトの部分はほんのわずか。代わりに白い母岩とルビーの混ざり具合が最高におしゃれに見えるよう、計算されてカットしています。わざわざ「ルビーインゾイサイト」の母岩の部分をメインに磨くなんて、この研磨士さんならではのセンスです。でも、色モノ的な出来ではなく、キリッと端正なエメラルドカットに、パキッと白い雪のような色合いが映え、ルビーの赤さをより引き立てているのです。
なお、ルビーインゾイサイトの結晶自体に不純物が多く、表面にはインクルージョン由来の傷がありますが、天然の証と石の個性として愛でて頂けるよう、お願い申し上げます。
重さ:9.6ct
サイズ
縦:約8.3mm
横:約16.6mm
高さ:約6.1mm
↓ご購入前に必ずお読みください。↓
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・イメージ違いによる返品・交換には応じません。
・天然石の特性上、内包物やひび割れが目立つ場合がありますが、天然であるが故の風合いとしてお楽しみください。
・強い衝撃を加えると割れたり欠けたりすることがあります。
・経年変化で石の色や風合いが変わることがあります。
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