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天然石の品質見分け方 

天然石の品質見分け方 

みなさんこんにちは!まるむ商会ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 

このブログでは、まるむ商会店主が日々感じだことや、天然石について思い切って主観で語っています。肩肘を張らず、お気軽にさらりと読んでくださったら嬉しいです。

 

さて、みなさんから良く頂くご質問に、「天然石の品質、見分け方ってあるの?」「良い色石の見分け方を教えて欲しい」というものがあります。これがダイヤモンドだったら話は簡単。全世界共通で使用される基準があるからです。ダイヤモンドの4Cと呼ばれているもので、カット・クラリティ・カラット・カラーの4つの項目でそれぞれグレードが定められています。ご予算とお好みに合ったグレードのものをお買い求め頂く際の参考にできます。

 

ところが、色石・天然石ルースとなると全世界共通の明快なグレードや基準がなく、意外と曖昧。それでもルビーやサファイアなどはコランダムは色や透明度について基準らしきものがありますが、鑑別機関によってもバラバラだったりします。

 

Aという機関で鑑別に出したパパラチアサファイアが、Bという鑑別機関ではパパラチアではないと鑑別された、なんて実はよくある話。遥か昔から人々に親しまれているルビーやサファイアなどの宝石でさえ曖昧なのに、最近発見された色石や様々な種類がある天然石まで話を広げたら、その品質や良し悪しやグレードはどう見分けるの?ということになります。

 

結論から言うと、プロの場合、それぞれのディーラーさんごとに独自の基準を設定しているところがほとんど。ティファニーにはティファニーの、ブルガリにはブルガリの、まるむ商会にはまるむ商会の基準があるわけです。

 

では、皆さんは一体どのように選べばいいのか?

まずシンプルに一番大事なのは「自分が好きかどうか」です。自分の直感を信じてください。実は、まるむ商会もまずは「その石を自分が好きかどうか」でセレクトしています。第一段階は直感です。感性のみで最初の選別をしています。

 

なるべく偏見を排し、自分の好きな石、ではなく目の前にある石が持つ美しさを自分が好きかどうかを一番大事にしています。例えばまるむはクォーツが好きですが、だからと言ってクォーツばかり集めるのではなく、自分が好きと思える石を様々な種類にまたがってセレクトすることを肝に銘じています。多様な石の多様な美しさを皆様にご提供するのがまるむ商会の存在意義だと思っているからです。

 

次回のブログでは、まるむ商会の色石・天然石の選定基準をみなさまに公開しちゃいます!

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