まるむ商会未満。初めてタイで宝石を買い付ける。

 

皆さんこんにちは。高品質天然石ルース販売のまるむ商会です。前回は天然石ともルースとも全く関係のない話でしたが、今回のブログでは天然石ルースや天然石ジュエリーに関わるお話をしようと思います。

 

前回、このブログで海外に住んでいたことがあるとお話ししました。その海外生活の記念に、深いブルーの天然石ルースを手に入れていた私。というのも住んでいた国が、宝石の五大集積地の一つ、タイ王国だったから。ジュエリーは日本でも普通に手に入るけれど、せっかく宝石で有名なタイにいるのだから、一つくらいは裸石（ルース）を現地で買ってみたい・・・。というシンプルな思いつきだけでブルートパーズを購入。

 

とはいえ、よく考えずに衝動買いしたもので、どうすればいいかわからず、まだまだ初心者だったまるむ商会未満の私。とりあえずお付き合いのあった雑貨屋さんにルースをマクラメで編んで欲しいと無茶振りをしてはみましたが、仕上がりにいまいちピンと来ないまま放置されていました。

 

鳥好きのための鳥ジュエリー

さて、迷子セキセイインコの風羽をお迎えし、日本での生活も落ち着いてきた頃。様々な鳥イベントに足を運んでいた中、横浜のとある百貨店でのイベントでとって素敵な鳥モチーフのジュエリーがずらりと並んでいるブースがあるじゃないですか！PioParakee（当時はPio by Parakee→twitter@paleparakeet）さんのブースでした。色とりどりのキレイな天然石ルースをかわいくも美しい鳥モチーフにセットしジュエリーにしていて、衝撃を受けました。デザインの美しさ、発想の柔軟さ、そして鳥への愛。しかも、手持ちのルースを持ち込めるとのこと。私、ルース持ってる。偶然にも風羽の羽色と同じブルーのトパーズ！

 

勇気を振り絞ってお声がけし、その後駒込のアトリエで正式にお仕立てを依頼。緊張と興奮のあまり若干不審者だった私にPioさんは辛抱強く、的確に素敵なデザインを提案してくださり、できたのがこちら。

 

セキセイインコの風羽ネックレス

 

今でも時々イベントに連れて行くことがありまして、「今日はこれが見たくてきました！」と言ってくださるお客様がいるほどの素晴らしい出来栄えです。

 

正しい天然石ルースの選び方

 

時々、お客様に「ジュエリーに仕立てるルースに正しい選び方ってあるの？」とご質問をいただくことがあります。答えはYESであり、NOでもあり。YESについては長くなるので、また別の機会に譲ります。NOってどういうこと？に先にお答えしますね。

 

それは、自分の感性で選ぶのが正解ということ。例えば自分の好きな色、一緒に暮らしているペット達の色をしたルースを選ぶのも正解の一つだと思います。そのルースを見るたびに、うちの子の色だと思うと愛着が湧きますし、なんとも嬉しいものです。ルースのままでも良いですが、ペットモチーフのジュエリーにしても良いですし、それだと付けづらいなぁ・・・、という方は色だけお揃いにしてプレーンなデザインにしても素敵です。バイカラーやマルチカラーの石でそっくりな石があれば良いですが、見つけられない場合、単色の石をいくつか組み合わせてその子と同じ色合いのジュエリーを作るのも楽しいです。

 

それから、自分の誕生石ではなく、ご家族の誕生石ルースを自分のためのジュエリーに仕立てたい、という方もいらっしゃいました。それも素敵なルースの選び方ですね。

 

たくさんの種類がある天然石ルース。どんな石でどんなジュエリーに仕立てたら良いかわからない！という方は、身近で大事なもののカラーや形をモチーフに選んでみてはいかがでしょうか？