まるむ商会

まるむ商会、2羽のインコと暮らす。

 

前回のブログでは、「まるむ商会は東京で2羽のインコと暮らしている」とご紹介しました。本日のブログでは、この2羽のインコ達を詳しくご紹介します。

 

1羽目は人気も知名度も群を抜いて高いセキセイインコ。皆さんの中にも一緒に暮らしたことがある!という方がいらっしゃるのではないでしょうか?

 

うちのセキセイインコ、名前は「風羽(ふうわ)」と言います。とても変わった経緯で私のところにやってきた、ふしぎなご縁のある子なのです。

 

ベランダにカラフルな野鳥!?

 

私は数年間、海外で生活していたことがあります。本帰国をしたのは6年前、2016年の早春でした。その頃、古い友人の花子さん(仮名)の妊娠が分かり、おめでとう!よかったね楽しみだね~、なんて仲良く話していました。が、その彼女の住むアパートが手狭になりそうなため、臨月で引っ越しをするという連絡が。いよいよ引っ越しの当日、彼女が大量のダンボール箱とともに新居に着いた直後、「ベランダにカラフルな野鳥がいる~!窓を開けたら家に入って来たよ」とのん気な連絡が。

 

鳥好きさんからみたらちょっと胸が痛くなる光景かもしれません・・。

 

ところがこの日この時、私は急逝した義父の通夜の真っ最中。忘れもしない、427日のことでした。海外から帰国して落ち着く間もなく義父を亡くし、その直後に臨月の妊婦が迷子の小鳥を保護した??もはや脳のCPUが処理速度の限界を迎え、盆と正月が一緒に来た状態。

 

普段なら「よく見ろそれは野鳥じゃない!君はアメリカの動物看護師の資格を持っているのではなかったか?」などと突っ込む余裕があったかもしれませんが、突然降ってわいた通夜と葬儀の手配にてんやがわんやで全く連絡ができませんでした。

 

そんな間にも、彼女は近くの動物病院や警察に相談してくれたり、(「どうにもできない」と塩対応されたそうです・・・)よく知らない街なのに、近所の大型ディスカウントストアに飼育用品一式を買いに走ったりしてくれました。お留守番の間、何を血迷ったかセキセイさんを下駄箱に入れていた以外は、資格を活かして適切にケアをしてくれていたようです。(本人曰く、「だって、猫も飼ってるしそこが一番安全だったんですもの!」)

 

私はといえばやっと翌日に葬儀を終えてラインを確認したところ、彼女から救援を求めるメッセージが。「猫もいるし、引っ越し昨日だし、臨月だし、色々厳しい」。当たり前のことなので、飼い主さんが見つかるまでの間、私がお世話をする決心をしました。

 

斎場からの帰り道、花子さんが「白くてふわふわのインコ」と言っていたので、やっと野鳥じゃないことを理解したかと思いつつ、ふわふわなら名前はふうわ、風のように花子さんちに飛び込んできた羽のカタマリなのでとりあえず漢字で「風羽」と呼ぼう、と決めました。今思えば、亡くなったばかりの義父が空の上で風羽を見つけ、「あそこの家のベランダに行けば心優しい女性が保護してくれるよ。元動物看護師だし、親友は大の鳥好きだから悪いようにはしないよ」などど案内してくれたのかもしれませんね。

 

 

保護されたばかりの風羽さん

 

セキセイさんのその後

 

それから約6年がたち、無事生まれてきた花子さんの子供はもうすぐ6歳を迎えます。臨月なのに色々駆け回ってくれて、感謝しかありません。そして子供インコだった風羽はおしゃべりインコとなって、我が家で「ふうピッピ子さんで~す!」やら「ふうたんかわいい」「大丈夫~!」などとやたらポジティブな言葉を連発しています。花子さんと二人で手を尽くして飼い主さんを探したのですが、結局見つからなかったので、今ではうちの子になっています。

 

現在の風羽さん。

 

鳥飼いの皆様、放鳥などの際は戸締りと鳥さんの居場所確認を怠りなくお願いします!

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